日本超音波医学会第47回関西地方会学術集会

会長挨拶

 2020年10月24日に開催を予定しておりました日本超音波医学会第47回関西地方会学術集会および第24回関西地方会講習会は中止することとなりました。ご協力、ご支援いただいた皆様にはこの場を借りてお礼を申し上げるとともに、ご迷惑をおかけしていることをお詫び申し上げます。
 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に我々人類は多くの仲間を失い、多大なる犠牲を払いました。いや、今なおこのコロナウイルスとの戦いは続いています。これからは新常態として受け入れ、我々の生活や行動を変えていく必要も迫られています。
 学術集会のあり方も例外ではありません。5月に仙台で開催予定であった日本超音波医学会第93回学術集会が12月に延期になり、来年5月には第94回学術集会が神戸で開催される予定です。我々関西の超音波医学会会員は今年の地方会を断念し、これら学術集会への参加を通じて今後の学会活動のあり方を模索していく必要があると考えます。学術集会の意義と価値を見直し、主催者はその開催形式を、参加者は参加のあり方を再考する良い機会にできればと思います。
 まだまだ気の抜けない日々が続きますが、皆様の健康とご活躍を願っております。
 素晴らしい日本、素晴らしい超音波診断を未来に届けるために。

日本超音波医学会 第47回関西地方会学術集会
会長 奥野 敏隆
(神戸市立西神戸医療センター 乳腺外科 部長)

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